00試験がはじまる直前に読む8行
| ◯GHz の1クロック | 1 ÷ ◯ ナノ秒(ギガとナノが打ち消し合う) |
| 単位の階段 | 1000ずつ。ゼロを3つ消す/増やす |
| 実効アクセス時間 | ヒット率×速い方 + 残り×遅い方 |
| 稼働率(直列) | かけ算。必ず元より小さくなる |
| 稼働率(並列) | 1 −(止まる確率のかけ算)。必ず元より大きくなる |
| 2進数の桁の重み | 1, 2, 4, 8, 16, 32, 64, 128(右から倍々) |
| 損益分岐点売上高 | 固定費 ÷ (1 − 変動費率) |
| mod と ÷の商 | mod=余り/「の商」=割った回数 |
01単位の階段これだけで指数は要りません
大きいほう(1000倍ずつ)
k
千×1000→M
百万×1000→G
十億×1000→T
一兆
小さいほう(1000分の1ずつ)
秒÷1000→m
ミリ÷1000→μ
マイクロ÷1000→n
ナノ
ひとつ進むたびに、ゼロを3つ足す/消すだけ。
500,000ナノ秒 → ゼロを3つ消して 500マイクロ秒 → もう3つ消して 0.5ミリ秒。
10⁹ や 10⁻⁹ は一度も書かなくて構いません。
「1000で割る」を必要な回数くり返すほうが、確実で速いです。
02コンピュータの性能
1クロックの時間
◯ GHz → 1 ÷ ◯ = □ ナノ秒
2.5GHz → 1 ÷ 2.5 = 0.4ナノ秒 / 2GHz → 1 ÷ 2 = 0.5ナノ秒
ギガ(十億倍)とナノ(十億分の1)はちょうど正反対なので打ち消し合います。
だから数字だけ 1 ÷ ◯ すればよく、ゼロを数える必要がありません。
MHzのときは 500MHz = 0.5GHz のようにGHzへ直してから割ります。
命令の実行時間
1クロックの時間 × 平均クロック数
2GHz・平均4クロック → 0.5ナノ秒 × 4 = 2ナノ秒
MIPS(1秒間に何百万命令できるか)
クロック周波数(MHz) ÷ 平均クロック数
1GHz・平均4クロック → 1000 ÷ 4 = 250 MIPS
2GHz・平均5クロック → 2000 ÷ 5 = 400 MIPS
MIPSのMは「百万」。だからMHzに直してから割れば、そのままMIPSになります。
実効アクセス時間(キャッシュ)
ヒット率 × 速いほう + (1 − ヒット率)× 遅いほう
ヒット率0.9・キャッシュ10ns・主記憶100ns
→ 0.9 × 10 + 0.1 × 100 = 9 + 10 = 19ナノ秒
ヒット率0.9なら、残りは0.1です。「1から引く」を忘れると必ず外れます。
答えは必ず「速いほう」と「遅いほう」の間の値になります。19が10〜100の間にあるか、で検算できます。
転送時間
データ量 ÷ 転送速度
6MB ÷ 3MB/秒 = 2秒 / 1.5GB(=1500MB)÷ 300MB/秒 = 5秒
単位をそろえてから割る。GBとMBが混ざっていたら、先にどちらかへ直します(1GB=1000MB)。
03稼働率
1台の稼働率
MTBF ÷ (MTBF + MTTR)
MTBF45時間・MTTR5時間 → 45 ÷ 50 = 0.9
MTBF=動いていた時間/MTTR=直していた時間。
「動いていた時間 ÷ 全部の時間」なので、下は必ず2つを足したものです。
直列(どちらか止まると全体が止まる)
A × B
0.9 × 0.9 = 0.81 / 0.8 × 0.9 = 0.72
並列(どちらか動いていればよい)
1 −(1−A)×(1−B) = 1 −(止まる確率のかけ算)
0.9 と 0.9 → 止まる確率 0.1 × 0.1 = 0.01 → 1 − 0.01 = 0.99
0.8 と 0.8 → 0.2 × 0.2 = 0.04 → 1 − 0.04 = 0.96
直列は必ず下がる、並列は必ず上がる。
0.9 が2台なら、直列 0.81(下がった)/並列 0.99(上がった)。
計算しなくても、上がったか下がったかで選択肢の半分は消せます。
並列で「1 −」を忘れると 0.01 になります。稼働率が0.01は明らかにおかしいので、1に近い数になっているかで必ず確かめてください。
042進数
2進数 → 10進数(桁の重みを足す)
| 桁 | 8桁目 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1桁目 |
| 重み | 128 | 64 | 32 | 16 | 8 | 4 | 2 | 1 |
1011 → 8 + 0 + 2 + 1 = 11
11010 → 16 + 8 + 0 + 2 + 0 = 26
1が立っている桁の重みだけ足す。0の桁は無視してよいです。
重みは右から 1, 2, 4, 8, 16, 32, 64, 128 と倍々に書き出すだけ。
10進数 → 2進数(2で割って余りを下から読む)
13 を2で割り続ける
13÷2=6 余り1/6÷2=3 余り0/3÷2=1 余り1/1÷2=0 余り1
→ 下から読んで 1101
余りは「下から上へ」読みます。上から読むと 1011 になって別の数(11)になります。
16進数
| 16進 | 0〜9 | A | B | C | D | E | F |
| 10進 | そのまま | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
2進数4桁が16進数1桁にちょうど対応します。
1000 1101 → 4桁ずつ区切って 8 と D → 8D
05確率・期待値
期待値 =(値 × 確率)を全部足す
当たり100円が20%、はずれ50円が80%
→ 100 × 0.2 + 50 × 0.8 = 20 + 40 = 60円
確率は全部足すと必ず1になります。0.2 と 0.8 で1。ここが合わないなら読み取りミスです。
| 言葉 | 意味 |
| 排反 | 同時には起こらない → 足せる |
| 独立 | 互いに影響しない → かけられる |
| 少なくとも1つ | 1 −(1つも起きない確率)で求める |
「少なくとも1つ」は、並列の稼働率とまったく同じ計算です。
どちらも 1 −(起きない確率のかけ算)。
06お金の計算得意分野です
損益分岐点売上高
固定費 ÷ (1 − 変動費率) ※変動費率 = 変動費 ÷ 売上高
固定費300万・変動費率0.4 → 300 ÷ (1 − 0.4) = 300 ÷ 0.6 = 500万円
固定費600万・変動費率0.25 → 600 ÷ 0.75 = 800万円
限界利益
売上高 − 変動費 / 限界利益率 = 限界利益 ÷ 売上高
売上1000万・変動費400万 → 限界利益 600万円、限界利益率 0.6
限界利益率 = 1 − 変動費率。だから損益分岐点は「固定費 ÷ 限界利益率」と書いても同じです。
300 ÷ 0.6 = 500万円。どちらで覚えても構いません。
利益の指標
| 名前 | 式 | 例 |
| ROE | 当期純利益 ÷ 自己資本 | 80 ÷ 800 = 10% |
| ROA | 当期純利益 ÷ 総資産 | — |
| ROI | 利益 ÷ 投資額 | — |
減価償却(定額法)
(取得価額 − 残存価額) ÷ 耐用年数
取得100万・残存0・5年 → 100 ÷ 5 = 年20万円
取得120万・残存20万・5年 → (120−20) ÷ 5 = 年20万円
残存価額を引き忘れない。120 ÷ 5 = 24万としてしまうのが定番の間違いです。
07日程・工数
工数
人月 = 人数 × 期間(月)
3人 × 4か月 = 12人月 / 12人月を6人でやる → 12 ÷ 6 = 2か月
アローダイアグラム
| 言葉 | やること |
| 最早開始日 | そこへ来る経路のうちいちばん長いほうを採用(前から) |
| 最遅開始日 | 終わりから逆算していちばん短いほうを採用(後ろから) |
| 余裕日数 | 最遅 − 最早 |
| クリティカルパス | いちばん長い経路。余裕日数が0の道 |
全体の日数=クリティカルパスの長さです。
全部の経路の日数を足して、いちばん大きいものを選ぶだけ。
EVM(出来高で進捗を見る)
| 記号 | 意味 |
| PV | 計画では今いくら分できているはずか |
| EV | 実際にできた分(出来高) |
| AC | 実際にかかったお金 |
| SV = EV − PV | マイナスなら遅れている |
| CV = EV − AC | マイナスならお金を使いすぎ |
PV=100・EV=80・AC=90
SV = 80 − 100 = −20(遅れ) / CV = 80 − 90 = −10(超過)
どちらも「EVから引く」。EVが真ん中にあると覚えると、引く順番を間違えません。
マイナス=まずい、これだけ押さえれば選択肢は絞れます。
待ち行列(出たらラッキー程度に)
平均待ち時間 = 利用率 ÷ (1 − 利用率) × 平均処理時間
利用率0.5・平均処理0.2秒 → 0.5 ÷ 0.5 × 0.2 = 0.2秒
利用率0.8・平均処理0.2秒 → 0.8 ÷ 0.2 × 0.2 = 0.8秒
利用率が上がると、待ち時間は急に増えます。0.5→0.8で4倍。
細かい値が出せなくても、「混むほど急激に待つ」と分かれば選択肢は絞れます。